頭皮のかさぶたがあると、シャンプーどころではないというのが実感だと思います。
それでも軽度のかさぶたなら、どんなものがいいのかを考えてみました。
おすすめは、やけどの治療でもつかわれていたガマ油=馬油です。
馬油は、皮膚に近い不飽和脂肪酸という成分でできており
これを使うことで、皮膚の再生化が進みます。
馬油シャンプーにも同様の効果が認められますから、
かさぶたにはお勧めだと思います。
もちろん、アミノ酸系のものであることはいうまでもありませんね。
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シャンプーの界面活性剤は、一般的に石油系のものが多く利用されています。
石油系のメリットは、製造コストと洗浄力にあります。
安価で大量生産に向いていて、なおかつ強力な脱脂力があります。
特に中でもメジャーなのは、
ラウレス硫酸Na(ナトリウム)です。
美容室で売っている、私のシャンプーにも使われていました。
ラウレス硫酸Na(ナトリウム)は、陰イオン界面活性剤で
シャンプーにはかなりの高確率で含まれています。
洗浄剤のほかにも、乳化剤や気泡剤としても利用されるらしく
その強い洗浄力では、頭皮の過度な洗浄効果により皮脂がなくなり
頭皮を傷めてしまう可能性が高い成分です。
硫酸という文字の入った界面活性剤は、頭皮には刺激が強すぎるので
できれば避ける方が良いでしょう。
男性用のアミノ酸シャンプーを選ぶと、抜け毛のリスクは軽減されます。
馬油は、昔からやけどの薬として重宝されてきましたが
昨今ではアトピーをはじめとして様々な分野での症状の治癒に役立っています。
頭に刷り込んだ人が髪の毛が生えてきたなどの効果も認められています。
馬油には大きく3つの力として浸透力、保湿力、炎症抑止力があります。
人間の皮脂に近い成分という事もあって皮膚にスムーズに沁み込んで
しっかり保湿し、炎症をも素早く抑えることができるという効果です。
シャンプーに利用されるのも、髪にしみ込んでうるおいを与えるというところでしょう。